男はバカだ
大バカだ
先日また選手クラスの飲み会に行ってきた
前回よりメンバーが増え 主任コーチも出席し
11時にお開きとなった
今回出席した中に女子のバタフライでは常に1位だった子が来ていた
こいつの主語は「私が」だ
もう過去の栄光はええやん
自己満足で終わってえな
40歳やで 
うんざりの頂点に達し 気の合う元男子生徒3人と
お開き後カラオケに行くことになった
挨拶を済ませ 振り返ると一緒にこの女が付いて来ている
うっとうしい
しかし元生徒に対してそんな顔は出来るはずもない
この女はカラオケに着くなりダンナの愚痴を言い始めた
1週間ダンナと口きいてないねん
そして3年前からダンナがおねしょをすると言って泣き始めたのだ
対人恐怖症で精神科で薬をもらいビールを3本飲んで寝る
薬が効いて尿意に目覚めずおもらしだそうだ
知らんがな
泣かれても
この女はプライドが高く誰にもこのことを話せないそうだ
今日初めて打ち明けたと言う
一生黙っときいな
あげくのはてに
「私は凄かったやん そやけどダンナは何にもない人生で
自分に自信がないねん」
・・・・・・・・・・・・・
開いた口が塞がらない
大バカ男3人は目の前で泣かれ 
ああしろこうしろと相談乗りまくりである
精神科の先生に相談してみだの
あまり相手を追い詰めるのはよくないだの
ここは悩み相談室ではない
ジャンカラ
私はキレた
小学生の子供がいる おねしょするのに大酒飲んで寝る
40にもなって問題解決出来ない
そんな人間どうしようこうしようたって無理やん
そう言った私はなじられた
ようそんなこと言うな
自殺したらどうするねんと
あほらし
自分の憂さを晴らすのに場所もわきまえず
40の女が泣く 甘える
随所に自分の過去を散りばめる
夜11時から明け方の4時迄
遂に1曲も歌わず彼女の悩み相談で終わった
これがキレずに終われよかっちゅうねん
オムツさせたらええやん
40になっても女の涙は有効なのだ
男は本当にバカだ
男の前で泣ける練習をしよう
連れ合いが低収入高血圧だ
バカでほとほと困る
そう言って泣こう

miewart2009-10-20

近所の2件の家の壁に
真鋳で出来たHの形をした飾りが掛けてある
これは新興宗教に間違いない
Hとは何の頭文字かと散歩しながら考えていた
丁度その家の向かいの家の母と息子が犬の散歩に出ようとしていた
「あの壁のH 何の宗教なん?」
息子「あれはおしゃれで飾ってはるんでしょう
他でも何軒か見たことあるし おしゃれな家が多いですよ」
ちゃうわい あれは何かのマークやて 新興宗教やて
と反論すると
息子の母が
「何を言うてんの 新興宗教や言うたらオタクやないの
みんな言うてはるで
あそこ何の宗教してはるんやろかて
私もオタクの前通る度にぞっとしてるんやから
怖いってオタクの家」
と予想だにしない答えが返ってきた
川西に住む姪の友人がこの周辺らしい
その友人の家に遊びに行くことになり駅に迎えに来てもらったそうだ
「変な家があるねん」
とその友人が言い変な家に案内されたそうだ
「ここ」
と指差す家は我が家であったそうだ
姪は「ここおばちゃんち」とは言えなかったそうである
「ほんまやなぁ」と同調し通り過ぎたのだそうだ
失礼千万ではないか
私はガーゴイルが好きで壁や玄関にいくつも飾ってある
あの美しいガーゴイル達が
まさか新興宗教やヘンな家と噂されているとは知らなんだ
ここは私のおばちゃんちよと言えない家になっているとは・・・・
もっと買おう
もっとガーゴイルを増やそう
そして入信者を待とう
連れ合いに話すと
「そうや あんた麻原彰晃にそっくりやし
教祖様に向いてるで 
看板上げたらええんとちゃうか」
と答えた
私の鉄拳はみぞおちに綺麗に入った
どこぞの阿呆は
「教祖様が暴力振るうたらあかん」とのたうちまわっていた

深夜 風呂場から悲鳴が聞こえた
そして裸の娘が飛び出してきた
「のぞかれてた!」そうだ
ウチの風呂は窓が2段になっており下は磨りガラスで
上段は透明のガラスである
下の窓は雨戸で閉じてあり上の小窓はかなり高い

そこをのぞくには塀を登り尚且つ175センチ以上なければ
まず不可能である
おまけに人通りもある
その通りで堂々とノゾキだ
堂々のレベルが尋常ではない
長風呂の娘がどの位の時間のぞかれていたのかはわからない
この女は風呂でジプロックに入れたドラクエをする阿呆だ
体を洗い歯を磨き何か変だと窓を見上げると
面長の若者と目が合ったそうだ
想像するとちょっと怖い
いやかなり怖い
思いもよらぬところに人の顔がある
そう考えると風呂に入るのが怖くなった
連れ合いに言うと
あんたの裸見た方がもっと怖い
トラウマになったと訴えられえるでと言われた
磨りガラスに替える金が惜しいからペンキでも塗ろうと思う
ちらちら上を気にしながら入る風呂は落ち着かない

泡沫党党首瑞穂たん 大臣におなりぃ
短い二の腕とパツパツのジャケットと剛毛が魅力的
なにがなんでも護憲派 
犯罪者と外国人に殊の外お優しい
瑞穂たんのやっかい度は国宝級
そんな彼女が大臣だ
なんだかなぁである
しかしよくよく考えてみれば自民党
よりにもよってカルト公明党と10年も仲良く夫婦生活を送ってきた
私は今回の大敗はこれにあると思っている
大臣のイスを常に複数お捧げし
創価学会の問題を一切タブーとした
信者とは教祖とその団体のために働くのは自明の理
その暴挙を政治の場で10年も好き放題させた
そのツケは生半では済まされることではない
それに比べりゃ瑞穂たん 
可愛いものだという気がする
しかし過半数確保に背に腹はの自民党ならまだしも
308議席も自党で確保しながら
なんで瑞穂たん
その疑問はやっぱり拭えまへん
マニアックな誰かさんからの覚えめでたいプレゼントやろか

日曜日の昼下がり
連れ合いがあんたに客だと呼びに来た
玄関を開けるとそこには見覚えのある顔
よく見ると高校の同級生
何十年ぶりかの再会
大声で驚き 何があったのか尋ねた
「わかるでしょ?選挙のお願いに来たの」
特別親しくもなく 
おまけに家に来たこともない
時期が時期である
この条件 どんなあほうにも分かりそうなものである
そんなことも全く思い及ばず素直に喜んだ
私は万死に値する低脳
岸本加代子冬柴鉄三の応援に来たのは知っていた
対抗馬の田中康夫の追い上げに苦戦しているそうである
彼女も大阪在住でありこの選挙区とは縁がない
過去一度も選挙で頼まれたことがなく
彼女が創価であることなど知らなかった
この度の選挙の必死さが伝わろうというものだ
「わし 反創価やから死ぬまで公明党にだけは
投票することはないねん
公明党の今までしてきたこと考えてみ?
それを頼みに来るて正気の沙汰け?
そやけどこんなサプライズさせる創価て凄いなぁ
それはホンマに思うわ
今日うちに来んかったらあんたが創価って
知らんと終わったのに 
それより池田大作死んだってホンマ?」
私の考えに驚き ショックだと言って帰って行った
聞けば彼女は結婚後一年で離婚
おまけに女児も出産しているのだそうだ
南無妙法蓮華経のお題目よりも
もっと考えなあかんことありまっしゃろ

最初の就職はスイミングスクールだった
そのスイミングの選手クラスの集まりに呼ばれて行って来た
話はいつの大会では誰々がどうした
海外遠征のプールの違い 水の違い
コーチに殴られた どれだけ怖かったか
そんな話ばっかり もうそんなのばっかりだ
かつての少年少女も40過ぎである
あんたら他に喋ることないんかいな
こんな仕事をしてきたくせに私は体育会系が大嫌いである
ワンパターンの思考
話に幅も奥行きもない
ユーモアに無縁
脳みそが暑苦しい
うっとうしい程思考が勝ち負け
友達が宝物と恥じらいもなく公言する
自分のしてきたことを全肯定
うんざりが脳を圧迫し もう勘弁してぇなと思っていた時
先輩のコーチが
「あれだけ辛いことをやってこれたって言うのはほんまに凄い
ああいう経験をしてる人間は社会に出ても違う
どんなことも耐えられる強さがある」
とのたもうた
もう我慢の限界だ
「それは違うでしょ
社会においての一番の問題は人間関係ですよ
そこで神経をやられて壊れてしまうんです
鬱での自殺が特出しているのが何よりの証明でしょ
スポーツをやっていた人間は肉体的な我慢はいくらでも出来るでしょうけど
それと社会生活とは別と思いますよ」
と言ってしまった
「いや 一緒や あの辛さを乗り越えたんや
どんなことでも乗り越えられる精神に出来上がってる」
と暑苦しい
ああそうでっかと言えばいいものを私は
「それで出来上がった脳が万能とは思い上がりでは?
社会生活における思考はそういうものと違う次元にあると思います
逆に勝ち負けにこだわる分 
社会では難儀な人に分類されるんとちゃいますか
プライド高い分 落ち込みも激しそうやし」
と食い下がった
「いや そんなことはない」
と相手が言った時
「先生 黙ってたんですが 実は僕
欝で去年の9月から会社半年休職してたんです
何度も自殺を考えてヨメや子供にどれだけ泣かれたか分かりません」
そう言った彼は
当時のバタフライの記録を全て彼の名前で塗り替える程の
スイミング稀代のホープであった
コーチ陣の彼に注ぐ期待は生半可ではなかった
あのスイミングを背負っていた程の選手だったのだ
その彼が欝で休職である
一同しーーーーん
その後 件のコーチが
「自分の職場が恵まれてただけかもしれんな」
と言った
いやいや あんたは職場の人間を鬱にさせる側の人間やで
と言いそうになるのをぐっと堪えた
当時のコーチの半数は離婚 
一人は選手のおかんと出来ての離婚だそうだ
選手も何人も離婚していた
新地の女に騙されてすっからかんになった馬鹿もいた
なにがどんなことにも耐えられるやねん
自分が泳いでる水槽の大きさを知らんあほやがな
体育会系の思い込みの激しさはこれやからかなわん

日曜日の昼に
連れ合いの会社を定年退職した人から携帯に電話が入った
近くまで出て来たから会いたいとのこと
2時間後帰ってきた連れ合いが
「久しぶりでオレに会いたくなって電話をくれたと思ってたら
冬柴鉄三を入れてくれっちゅうことやってん」
「ま 純粋にあんたに会いたいと思う人がおると考える方が
どうかと思うけどね」
「あんまり腹が立ったからそんな用件なら電話でいいんとちゃいますか
って言うてやってん」
「おう 男前やんか」
「ウチのヨメが絶対アカンって言いますから無理ですって言うたった」

私がこの男に日常茶飯事罵声を浴びせるにはこのような事情がある
「おまえには意思っちゅうもんがないんか!
なにがウチのヨメじゃ ヨメを出さんと断れんのか
僕はこうです 僕はこう考えます 僕の考えと相容れません
そうはっきり言わんかい あほぼけかす」
理性と教養と品性を失わず仁王立ちで話しかけると

「オレの素直な意見を言うてもアンタいっつも怒って却下してきたやんか
何を言うても怒られてきたからこうなるのは自然の摂理やで」

屁理屈を言うなと貧弱なケツを蹴り上げてやった

友人の連れ合いが仕事先でダウンタウン松本の母娘に
冬柴を頼まれたそうだ

冬柴さんは人気者である