知人の勤める美容院の同僚が
国道43号線で居眠り運転による死亡事故を起こした
信号待ちをしていたバイクに突っ込んだ
場所は西宮 時間は午前4時
しかし救急病院の受け入れがなく
やっと受け入れが決まった先は遠い奈良であった
バイクの青年が死亡した時刻は午後の1時過ぎである
西宮の事故で奈良に搬送
西宮は大きな病院がいくつもある
そのどこもが受け入れを断った
兵庫大阪を越え奈良である
もしかしてすぐに近隣の病院に搬送されていたら
彼は死ななかったのかもしれない
救急医療の深刻さを身近に感じた事故である
車社会のこの国で事故に遭う確立は決して低くはない
バイクの青年のように信号待ちをしていても死ぬ
受け入れ先が無く死に至る悲劇が現実にあり
突然死による家族の二次被害は想像に難くない
この国での最重要課題は救急医療ではないのかと
真剣に思った事故である