13日に鹿島に住む従姉妹の連れ合いが死んだ
49歳である
一昨年9月に胃が重いと近くの診療所で受診
胃カメラの後 もっと調べた方がいいと大きな病院を紹介される
検査後 胆嚢ガンで肝臓とリンパ 及び腹膜に転移
手術不可能
早くて3ヶ月 持って1年と宣告される
このガンは自覚症状がなく 治療の難しいガンだそうだ
遺体になった彼は別人であった
人間あそこまで細く小さくなれるものなのか
いい人のオリンピックがあれば
メダル確実と言う程に人のいい男だった
いつも笑顔ででしゃばらず 異常な程の腰の軽さ
気配りが利き物腰は柔らかかった
いい人は早く死ぬ
私は100まで生きると確信した
何より驚いたのは
通夜 葬式に彼の母親が出られないと言うことである
彼の実家は千葉の佐原
あのあたりは子どもが親より先に死ぬのは親不孝であり
母は通夜葬儀共に出てはいけないそうである
なんじゃそれ
納得出来ず従姉妹に聞いたが
知らない そうなってるみたいよだった
ま 従姉妹にすれば連れ合いの親が出ようが出まいが
どうでもいいことである
ここはアマゾンの奥地か
21世紀 宇宙に家が建つかと思えば
誰が言い出したか分からない様な馬鹿げた因習が連綿と続く
奥が深い