キャー!ステキ
キャー!カッコイイ
誰やねん
ダニエル・クレイグが最低のボンドや言うたんは
ショーン・コネリーの次にナイスやん
ちっともスマートじゃない顔と体
過去のボンドの優男イメージはまるで無い
目も青過ぎ
しかし
それを補って余りある魅力が彼にはある
過去のボンドなら
金玉つぶしの拷問など
およそ考えられなかったであろうと思う
なんたってボンドはすべからくスマートでお洒落
そして生活臭ゼロであるべし
そんな形骸化されたイメージがお約束であった
しかし
ダニエル・クレイグ
彼にはこの拷問似合うんちゃう?
そう製作者側に思わせる雰囲気が漂っていたに違いない
とにかくガタイが素晴らしくいいのだ
ミュンヘン」の時も
一人ガタイが異常に良くて
浮きまくっていただけのことはある
とにかく脱ぐ 脱ぐ 脱ぐ
今ハダカ見せんでええんとちゃうの
そんなシーンでも脱ぐ
ボンドガールの裸は一切無く
裸はボンドばっかり
殿方を喜ばせるより
おばはんを喜ばせてくれる映画である
なによりオープニングが素晴らしい
あのオープニングのデザインは斬新で
脳裏に焼きついて離れない程である
映画が終わり
会場が明るくなった途端
隣にいた我が連れ合いの余りに貧相な姿を見て
本気で殺意が沸いた
これが同じ生物であることへの驚異が
まだ酔いの覚めない脳に
それを沸かせたのであろう