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「ジャーヘッド」を観るまでに時間があったので
近くでやっていた献血をすることにした
我々夫婦はわざわざ献血だけに出向く事はないが
見つければ協力している
年に１　２度位だから協力と言うのもおこがましいが
昨年９月から新しい規制が加わったと言い
イギリスに行ったかどうか聞かれる
９３年に行ったと言うと
「あら　まぁ残念
１９８０年から１９９６年までの間に
イギリスに一泊以上した人は今後規制が解けるまで
献血が出来ないんですよ
せっかく来てくれたのに残念です
はい　これ残念賞」
とジュースをくれた
この期間イギリスは狂牛病の検査をしていなかったそうで
その余波が献血に迄及んでいると言う訳である
高々一回４００ＣＣの献血であるが
出来ないと言われると何だか寂しい気がする
映画を観ながらもらったジュースを飲んだ
連れ合いにいるかと渡すと寝ていた
金払ってなに寝とんねんと思いっきりデコピンをして
目を覚ましてやった
「ミュンヘン」を観ていた時もこいつは寝ていた
ジェフリー・ラッシュの神々しい演技を目の当たりにして
何故に寝られる
ガタイのいい男がいると思ったら
ダニエル・クレイグであった
新ジェームス・ボンドだ
惚れ惚れする程いい体である
隣で寝ている男とは同じ生物とは思えない程の差である
現実を直視すると憎しみが倍増し
デコピンする中指に力がこもった