当事者が大変であろう事はお察しする
お察しするが
今回の登場人物には目が離せない
姉歯氏とヒューザー小嶋社長
この二人のキャラクターは非常にユニークである
先ず姉歯と言う名字
姉の歯である
そしてあのヅラ
金持ってるだろうになぁ
なんであんな分かりやすいヅラかぶるかなぁ
自分の事なのに
なんだか全然関係ない事の様に抑揚なく話す
顔も真剣味ゼロ
なんだ そんなこと?
てな物言い
彼の物言い聞いてると全然大ゴトでなさそうなのが凄い
私がインタビュアーなら
あ そ 潰れちゃうのね ふうん そうか
何だ 全然大した事ないじゃん
だけど その髪型ナイスよ
と相槌打つと思う
もう一人の主役
ヒューザー小嶋社長
時代劇をする事になって配役を決める時に
「はい あなた越後屋やって」
と即決される程の珍しい悪役顔である
今時あんな悪役顔はそうそう見つかるものではあるまい
普通 事件の後インタビューで
「そんな人には見えませんでした」
と近所の人がインタビューに答えるのが
お決まりの昨今なのに
彼の顔は何もしなくても
「そんな人に見える」のである
オマケにあの浪花節調の喋り方としゃがれ声
もうそれだけで完璧である
何より凄いのは「げへへへへ」と世にも珍しい笑い方である
「げへへへ」と文字で書ける笑い方をする人を見るのは
私には非常に斬新である
少年ジャンプでも見ているかのと錯覚する程に
絵に描いた様な悪役キャラクター
二人とも逸材である
マンション購入者で
まだ子どもは幼稚園なのにと泣き崩れていた若い男性がいた
びっくりした
まだまだ金がかかるのにと言う意味なのか
マンション如きで男が人前で泣けるのが凄い
人前で泣くのは止めた方がいいと思う
泣いているのは本人だけで
周りはそれを見て笑っているぞ
少なくとも私は笑ってしまった
やはり男は黙ってサッポロビールである