早いものでもう8月である
無駄にダラダラ生きる事を生業としながら
今日から8月だと知ると同時に
12月迄は何ヶ月?と指を折っている
何のためだ
私にはやらなければならない事もない
目標だってない
今を大切に生きたいなんて言葉を聞くと
全身が痒くなる
そんな自分が8月の声を聞いて
月日の早さに思いを馳せる
自己矛盾に情けなくなる
年を取る事は悪くないと思う自分と
それに抵抗したい自分が共存している
己の頭の悪さに落ち込むのはこういう時である
犬の毛が伸び 
目が隠れんばかりになっている
連れ合いに以前から刈ってやれよと言われていたが
面倒くさくて放ったらかしにしていた
すると昨夜
何で刈ってやらんねん 
毎日ぼーっとしてるんやから
それくらいしたらええんとちゃうん
と言われた
当たり前の事を連れ合いに言われる事程
腹立たしいものはない
あんたは私をダラダラさせる為に働いてるんとちゃうんかい
あほんだら
ぼーっとする事が生き甲斐の人間がぼーっと生きて何が悪い
気が向いたら刈る 
私をぼーっとさせられんような甲斐性無しは離婚するど
それにそんなに気になるんやったらあんたが刈れ
ともう無茶苦茶な論理で攻撃した
意味もへったくれもない
ただ連れ合いに意見される事が闇雲に腹が立つだけである
やはり人間
無意味な年月を重ねる事は罪であるかも知れない
自分自身を向上させる
反吐が出そうな言葉だが 
私に一番必要なのはこれだ
そう感じたからこそ月日の早さに思いを馳せたのか
大人になるって難しい