天気がいいのでサルの日向ぼっこの為ガレージで遊んでいた
そこへ小さな女の子を連れた母親が通りかかり
「あ おサルさんだよ 何て言う名前ですか」
と私の所に近づいた
そう聞く彼女の無表情さに驚く
小さな娘も全く同じ無表情
話しかける表情もサルを見る表情も同じ
少し口角を上げる それさえもしない
何故
「触らせてもらってもいいですか」
またもや固定表情である
怖い
どうぞと言う私にも彼女達の無表情が移っていた
そしてその日一日私は憂鬱であった
あの親子の無表情が脳裏に焼き付いているのだ
負のエネルギーの威力は絶大である
集団の中にたった一人陰気な人間がいるだけで
空気を一変させられる
陽気な人間が束になってかかっても敵う相手ではない
中国や北朝鮮 韓国
これらの国のむせ返る様なエネルギーを納得した日である