連れ合いが退院した
主治医が来週に退院の予定だと言ったので
何が何でも今週で出させてくれと頼み込んで退院の運びとなった
入院の間同室の3人が退院し3人が入院してきたが
その3人がまたまた生活保護者である
何故分かるかのかと言えば 市の福祉課の人間が来るからである
隣のベッドのおっさんはガンである
抗ガン剤が効かなくなるから絶対タバコは駄目ですと言われているのに
私が外の喫煙小屋にタバコを吸いに行くと必ずそこにいる
いつ行っても絶対いる
飯は食わず殆ど残す 
外で買ってきたパンを食っている
医者に家でも飯は食わず酒で腹いっぱいにしていたとのたまう
てめぇの治療費は一体何処から出てると思ってるんだ
治す気がないなら入院せんと さっさと家で死ねと囁く私
糖尿病の韓国人65歳のおっさんは飯の度に
「こんなんじゃ足らんやろ 俺は家では一日7回食うとんねん
たまにはビフテキ出さんかい」と大声で喚き立てる
ビフテキと言う言葉を久しぶりに耳にした
そやから糖尿病になるんじゃあほんだらと声を殺して囁く
糖尿病160センチ98キロの若者は家が無く 
福祉課が世話するアパートに住める日が延び延びになり
21日が23日 23日が25日 25日が27日にと
その度に市職員がベッド迄来て告げている
毎日プレステでみんなのゴルフをやっている
韓国人糖尿病のおっさんに一日中ケンカを売っている
お前の無駄な入院費も何処から出てるねんデブと囁く
この病院は生活保護者や母子家庭の総本山である
メッカであり巣窟であり掃き溜めである
退院が来週に延びると私が発狂する
私はこの度の連れ合いの入院23日間で明確な法式を見出した
学会で発表してくれと頼まれれば何処へでも行くぞ
始めに断っておくがこの法式に男女差は全く無い
手厚い福祉で生活を保障されている人間は態度がデカイ
看護師に偉そうに文句を言う
些細な事でナースコールボタンを押す 
そしてはよインシュリン打ちに来んかいと怒鳴る
病院食に文句を付ける
隣の病室の女6人部屋からも毎度聞こえる
手厚い福祉で生活を保障されている人間は有難うを言わない
やってもらって当たり前だと思っている 彼らの辞書には感謝の二文字は無い
手厚い福祉で生活を保障されている人間は病室で大声で携帯電話で喋る
手厚い福祉で生活を保障されている人間は
病室に福祉課の人間が来ることをうっとうしがる
手厚い福祉で生活を保障されている人間は皆顔が似ている
手厚い福祉で生活を保障されている人間に照れ屋はいない
手厚い福祉で生活を保障されている人間は敬語を知らない
キリが無いからこのくらいにしておく