怪物ビル・ゲイツが登場するまでは
世界一の金持ちが堤義明だった
飛ぶ鳥落とす勢いで日本を席巻し
長野オリンピックも彼の主催であった
その帝王が逮捕ときた
落日の日である
彼は自分より頭のいい人間にお目にかかることはそうそうないが
田中角栄は違ったと言っていた
日本列島改造論
土地持ちがヒエラルキーの頂点に立つ
自然も歴史もへったくれもない気違い論である
そりゃあ土地持ちの堤氏にとってはこれ以上無い光明であろう
その田中角栄を頭がいいと言い切る堤氏の
彼のお取り巻きがどれ程の馬鹿か分かると言うものだ
一旦壊してしまえば容易に元に戻せないものを
簡単に破壊する事の出来る人間の末期であると私は思う
本質的な部分の壊れた人間の手が後ろにまわる姿は
何にも変え難い程の快感である
ま 今後もこんな人間がいなくなる可能性は絶対にないが