京都の祇園のド真ん中に場外馬券売り場がある
開催日ともなれば
人生テンぱってる
しかしその手の内はせいぜいピンフのみか白一丁辺り
そんな方々が列をなして歩いている
そしてそのいかにもな方々を優しく誘導するガードマンがてんこ盛り
車は渋滞し 外れ馬券は花見小路に舞い踊る
並びにはお茶屋や料理屋がずらっと並び
これが京都どすえ 祇園どすえと構えている
ことほど左様におかしな風情である
何故景観にあれほどうるさいはずの京都が
しかも祇園があれをOKしたのだろうか
JRAからしこたま金を貰っているのは間違い無いだろうが
金を貰えばあの状況はOKなのか
千年の都のプライドも札束の前では青菜に塩か 
何ともとほほで悲しい花見小路である