また永観堂に行ってしまった
拝観料を払う時になって思い出したのである
2年前に行って高いでここと文句を言って帰ったのに
中身と値段があまりにかけ離れているのだ
なんと拝観料は1000円である
あの素晴らしい金閣寺は400円だと言うのに
おまけに夜は夜でライトアップの為に
一旦5時で全員放り出して6時から今度は600円で客を入れる
禅寺でありながら拝金主義
二律背反に胸が痛まねぇか 住職さん
そして南禅寺
何故か南禅寺を見て突然私は三島由紀夫金閣寺を思い出した
南禅寺の茶室で若い着物の女が軍服を着た青年に自分の乳を絞って湯呑みに注ぎ
それを男に飲ます
実はその男は夫であり出征間近
女は流産した為に乳が出たと記憶しているが 違ったか
その一部始終を主人公が覗き見し そしてその女を好きになる
その乳を湯呑みに絞り入れるシーンが映像となって私の前に出てきたのである
頭の中がおっぱいを絞る妙齢の美女で一杯になった
はだけた着物の中から真っ白な陶器の様なおっぱいが顔を出す
そのおっぱいから乳白色の液体がぽたぽたとしたたり落ちる
そしてそれを正座した七三分けの男が食い入る様に見つめる
あきまへん まだ待っとくれやす
よいではないか お主もイヤではあるまいに
あれぇぇ
帯を引っ張る男 そしてくるくる回る女
本の内容とは全く違う展開になっているのに驚き
同時に自分のおっぱいを両手で絞っている事にも気が付いた
紅葉真っ盛りの南禅寺 
口を半開きにして寺を見上げ両手で自分のおっぱいを絞っていた
決して妙齢ではない女を見た人は一人や二人では無かったと思う
三島の本を読んだ事を後悔した