miewart2004-08-13

犬が死んだ
もう駄目だろうと覚悟してからも随分生きた
最後は餓死の状態だった
何も食べず水を飲んで吐きまた飲んで吐き
モルヒネをもらっていたがそれさえも吐いた
36キロあったのが18キロ
もう紙みたいにペラペラである
あのデカイ犬が片手で持てる程である
撫でるのも恐ろしい程痩せこけていた
しかし最後の日までしっぽを振り
おしっこも這いながらトイレ迄行った
最後の最後まで目立たずに静かに死んでいった
安楽死をさせるつもりでいたが
しっぽを振りおしっこも自力で行く姿を見ると
やはり無理である
何頭も見送ってきたが
こればっかりは慣れるものではない
死なないと困るが死んだら辛い
明日から家の中が少しばかり広くなる